国内予選の成績
順位(成績)は次のルールで決まります:
* 正解数の多いチームが上位
* 正解数が同じ場合はペナルティの和の小さい方が上位
(開始時間からその問題が解けるまでの時間がペナルティ)
* 不正解を提出した場合,1 回につき 20 分のペナルティが加算される
ただし, 最終的に解けなかった問題についてのペナルティは加算されない
[例] 16:30に開始した国内予選で
問題A 17:10 に正解
問題B 17:30 と 17:50 に誤答を提出;18:10に正解
問題C 18:55 と 19:25 に誤答を提出;最終的に不正解
問題D 18:00 に誤答を提出;最終的に不正解
問題E 手つかず
この場合,正解数は 2であり, ペナルティは合計で 180 分となります:
* 問題Aに関して 17:10 - 16:30 = 40分
* 問題Bに関して 18:10 - 16:30 = 100分 + 20分×2 (誤答数)
問題 C, D, E は正解していないので誤答してもペナルティに加算されません.
国内予選の実施方法
国内予選の開始時刻になると,Web 上に問題が公開されます.
(URL は事前に通知します.)
各チームは ,通知されたURLにアクセスし,公開されている問題に対する
プログラムを書きます.問題はどんな順番で解いても構いません.
チームが簡単と思ったものから手をつければよいです.
プログラムを書き終えたら,与えられた入力データに対してプログラムを実行します.
入力データは,各問題ごとに 4 個用意されており,最初のデータは問題文中に
示されています. そして,出力(実行結果)とプログラム(ソースプログラム)
を所定の方法で提出します.
(注:2005年度までは,メールで出力とプログラムを提出していましたが,
2006年度以降はWebを通して行います.)
提出した出力が正しければ, 次のデータの置き場所が通知されます.
(間違いの場合はその旨が通知されます.) 作成したプログラムが,
2 つの異なるデータに対して連続して正しい結果を出力すれば,
その問題は解けたことになります.
例えば,あるプログラム p1 でデータ d1 について正解した場合,
その p1 で別のデータ d2 についても答えるよう求められます.
d2 に対しても p1で正しい出力を出せれば「その問題は正解した」と
見なされます. もし p1 が誤った出力を出すようならば,別の
プログラム p2 を作ることになります. その p2 で d2 を解き,
次の入力データ d3 でも正解しなくてはいけません.
まれに不正解が続いたため,入力データがなくなり,その問題が
解けなくなることがあります.そのため,もちろん早く提出した方が
よいのですが,提出前に必ず各チームなりにテストを行った方がよいです.